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それでは、今回のテーマに入ります。

 

皆さんは、絵の上達にどんな練習をしているでしょうか?

 

絵の上達には、色々な方法がありますが、絵の上達のひとつには、「絵の模写」という方法があります。

 

なので

 

今回は『絵の模写』についての記事を書きたいと思います。

 

これから、絵を描きたいと思ってる方、今、絵を描いている方は、参考にして見てください。

 

それでは、今回の記事のテーマに入ります。

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・①絵の模写とは

wikipediaでは、模写の定義はこのように書かれてあります。

 

模写(もしゃ、英: reproduction, reproduce)とは、

美術において、他者の作品を忠実に再現し、あるいはその作風を写し取ることでその作者の意図を体感・理解するための手段、方法。

またその行為によって生み出されたもの。したがって模写には再現のための知識・技量が必要となる。

 

この要点を書くと、

 

①美術においては、模写は他者の作品を再現すること

 

②作風を写し取ることで作者の意図を感じ理解すること

 

③また、これらによって生み出されたもの

 

④模写には、再現のための知識、技量が必要

 

このようになります。

 

・②絵を模写する必要があるのか?

・模写は技術を得るために効果的

 

模写は技術を得るために効果的な絵の訓練です。

 

デッサンと同じように観えるままに紙、支持体に写し取ることを目的とします。また、模写するアーティストの画風を再現します。

 

過去のアーティストも模写してきた

 

過去の歴史上のアーティストも模写して技術を磨いてきました。そういう事実があるので、模写は画力を上げる、表現力を磨く確実な方法だと言えます。

 

ある有名な画家は、「真似できない人には、何も作れない」

 

と言うようなことを言っていましたし。

 

すべては真似ることから始める、始まるのでしょうね。

 

話すことも、真似ることから始めましたし。

 

・③絵を模写する理由

・その絵に完璧に近い絵にすること

 

絵の模写は、その絵に完璧に近い絵にすることで、絵を完成させる忍耐力や技術を身につけて、自分の絵の表現力を高めることです。

 

・技術を得て表現力や描写力を高めるため

 

絵を模写をする理由は、技術を得て『あっ!』と言わせる魅力的な表現力や描写力を得るためのひとつの訓練です。

 

ですが、単なる絵の上手さだけの技術が表現力と言うわけではないです。

 

模写はオリジナルの絵を描けるようにするための下準備

 

絵の模写は、オリジナルの絵を描けるようにするための、ある程度の技術や引き出しを得るための作業です。

 

そして模写で得た技術や引き出しをオリジナルの絵に活かし、応用します。

 

「オリジナルの絵を描く方法」関してはこちら

 

 

・その絵の描き方を知るため

 

模写は、模写してる絵の描き方を知るための作業、模写してる絵の仕組み、成り立ちを知る作業です。デッサンも同じようなことが言えます。

 

・模写は描きたいもの(モチーフや絵)を描けるようにする

 

描きたいものの絵の模写をすると描きたいものの絵が描けるようになります。

 

また、絵は、描きたいもの(モチーフや絵)がある方が、描きたいものの絵の模写をするので絵は上手くなります。

 

これは絵は描きたいもの(モチーフや絵)が、ある方が圧倒的に絵が上手くなるのと同じです。

 

絵は描きたいものがないと上手くならないし、描きたいものがわからないないから、模写したい絵がなくて絵が描けない、上手くならないのですね。

 

・模写はインプットやアウトプットの作業

 

模写はインプットやアウトプットの作業で、絵を描くための知識を蓄える作業です。

 

そして、模写で蓄えた知識を個性というフィルターを通して、アウトプットすることでオリジナリティのある絵を描けます。

 

模写で知識を蓄えたことで(インプット)、思い通り、スムーズに、絵を描くこと(アウトプット)ができます。

 

・④絵の模写の仕方(考え方)

・最初のうちは、上手くて簡単そうな絵を模写する

 

絵の模写をするのは上手くなるためなので、

 

あまり上手くない絵やクセのある絵の模写しないこと、逆に、あまり好きでもない絵でも、上手ければ模写する価値もあるかも知れません。

 

最初のうちはあまり難しそうな絵は控えた方がいいかも知れませんね。

 

最初でつまずいてしまっては、最後まで完成させられる可能性が低くなりますので。

 

基本的に自分の気に入った絵や好きな絵の模写をするといいとは思いますが、

 

ほかには、上記のように、上手い絵やいい絵で、最初のうちは、上手くて簡単そうな絵を模写するといいです。

 

その方が最後まで完成させられる可能性が高くなりますから。

 

・あたりを描く

 

あたりを描いてから、絵を模写するといいでしょう。

 

いきなり描きこまないで最初にあたり(薄い線で下描き)を、描いてから、絵の模写すると、形をとり易くバランスのいい絵になります。

 

バランスを取り易く、模写し易いように、人物やキャラクター(の顔などに)、紙やカンヴァス全体に、

補助線を引く、十字の線であったり、対角線上にXの線を引いてバランスを取るのです。十字の線にXの線を組み合わせるのもありです。

 

「絵のアタリ」についてはこちら

 

 

・単純化し細分化する

 

複雑な形を描きやすいように単純化する、例えば、あたりのように(あたりには補助線などがありますが)、

 

手などをひとつの塊、ちょっと細長い物体として、捉えて、徐々に、5本の指を描いて、細分化していくと、多少なりとも、描き易くなるでしょう。

 

これは、複雑な形を描きやすいように、単純化しておおまかな形に細分化する方法です。

 

手をひとつの塊にしたら、それをもうちょっと細かく、おおまかに細分化するのですね。

 

・グリッドを引く

 

絵の模写によく使う方法で、グリッド(マス目の線)を引くのがあります。グリッド模写は絵の初心者でも無理なく形をほぼ同じように似せられます。

 

・オリジナリティをだすためのおおまかな模写

 

オリジナリティをだすためのおおまかに模写する、ポーズ、衣装などを完璧に似せないことで部分部分を変えることでオリジナルの絵ができます。

 

絵の模写のやり方としては、ほとんど同じに似せる目的の模写と、少しオリジナリティ(自分の画風)をだすためにある程度似せる模写があると思います。

 

・足し引きして模写する

 

足し引きして模写することでオリジナルの絵ができます。

気に入った部分だけ部分的に模写する。気に入った部分だけ足し引きして、手を加えてオリジナルのものにして自分の絵に取り入れる。

 

・模写は描きたいもの(モチーフや絵)を見つけて描く

 

絵は描きたいものがないと上手くなりにくいので、描きたいもの(モチーフや絵)を見つけて、絵の模写をするといいです。

 

「絵の模写」に関する別の記事はこちら

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

絵の模写』の上達に有効な方法について、書いてきました。

 

・模写する理由

・技術を得て表現力を高めるため

・模写は、インプットやアウトプットの作業

・模写の仕方(考え方)

・あたりを描く

・単純化し細分化する

・グリッドを引く

 

絵の上達に有効な模写ですので、模写するときの参考にしていただけたら幸いです。

 

それでは、次回の記事でお会いしましょう。

 

   
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