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それでは、今回のテーマに入ります。
絵を描かない人やあまり絵を描かない人、絵を描き始めた人のなかには、
絵を描くことに「絵に資料を使うのはずるい!」と思い違いや勘違いをされてる人がいるのかも知れませんね。
実は、以前には、わたしも絵を描くのに、絵の資料を見て絵を描くのがあまり好きではありませんでした。
そのお陰か、絵の資料を見ないでも、一応、絵を描けますが(描き慣れたものなど)、
本格的に、絵を描く場合には、もちろん、絵の資料を参考にして絵を描いています。
なので、
今回は「絵の資料はずるいの?」【絵に資料が必要な理由と活用法11個!】というテーマでお話していきたいと思います。
それでは、一緒に見ていきましょう。
・絵の資料はずるいの? ①絵に資料を使わないことは上達に非効率
絵の資料をずるいと思われてるので、
はっきり言いますと、
絵を描くのに、資料を使うのはずるくないんです。
なぜなら、
絵の上達には、資料は不可欠だからです。
そして、
絵の初心者にこそ絵の資料が必要なのです。
絵の上達には、資料は不可欠だから当然ですよね。
・ほぼ完全にオリジナルのものはない
それに、絵を描いてると、自分だけのオリジナルの絵を描きたいと思いますが、
地球上のほとんどのものは、なにかを参考にして作られてるので、
基本的に、
地球上に完全なオリジナルのものはないんです。結局なにかに由来してるんです。
特に、人工物は。
『もとの、オリジナル』という意味の「original」という英単語は、「origin」から派生してますが、「origin」という単語は『起源、由来』という意味があります。
なので、
シェイクスピア以降は、二次創作と言われるようですが、シェイクスピアもなにかをもとにしてお話を創作しています。
例えば、ハムレットは、デンマークに伝わる昔話からとかですね。
なので、何百年まえの小説も資料をもとにして作られてます。
もちろん、現代の小説もです。
小説は、言語ですが、その言語もいろいろな言語から影響を受けてます。
例えば、英語の単語は、ラテン語からの影響が強いです。
「post mortem」という単語は、「死後」などの意味ですが、これはこのままラテン語が英語になってます。
ほかにも、
AM、PMもラテン語の略です。
日本語の単語の場合は、中国語の影響で漢字ですし、その単語の読み方も中国語の発音から日本語の発音になってます。
中国語の発音が日本語に訛ったってことですね。
例えば、「練習」という単語の発音は、
中国語の「Liànxí」「リエンシィー」という発音が日本語の「れんしゅう」という発音になりました。
他にも、日本語の「蕁麻疹」の発音は、「じんましん」ですが、
中国語の「蕁麻疹」の発音は、「Qián mázhěn」「シンマーチェン」なのです。
なので、日本語は、漢字だけなく、漢字の読み方にも中国語の影響を受けてます。
なので、
中国語の真似するのをやめてたら、今の日本語はなかったかも知れませんね。
これは、ほとんど、他のものにも言えることでしょう。
なので、
わたしも、オリジナルの絵を描くのには、何かしら参考にして作り出してますよ。
「オリジナル絵の描き方」については「こちら↓」
・絵の資料はずるいの? ➁絵の資料をどこまで参考すればいい?
・絵の資料の参考『良い例、悪い例』
絵の資料はずるいと思われてるようですが、絵に資料必要不可欠ですので、
絵の参考の『良い例、悪い例』を提示していきたいと思います。
著作権ありの絵や写真でも、
それらを参考にして描いた絵(出処が明らかにならない丸写しでないオリジナル)、
または、著作権フリーの絵や写真を、
参考にして描いた絵(模写やトレース)をネットやSNSにアップするのは、基本的にOKです。
著作権のある出処が明らかな参考の絵や写真の丸写しですが、公の場に公開しないで個人の練習のためにするならいいです。
ですが、
・著作権フリーの絵や写真でも…
それらを参考にしたと、明らかに分かる絵(模写やトレース)なら、
ネットやSNSなどの公の場に公開する場合には、
万が一のためにも、一応は、利用規約を読んで利用した方がいいでしょう。
また、利用規約が個別(参考の絵や写真の作成者)に異なる可能性もあります。
なので、
参考にした著作権フリーの絵や写真の引用元のリンクなどを添付しつつも、
何々を参考にした模写やトレースと断って置いた方が、
いいかも知れませんね(個々の利用規約では引用元が必須の可能性もありだから)。
・複数枚の絵の資料のところどころを参考にする
絵の資料はずるいと言われてますが、
丸パクリや丸写しに使わなくても(丸パクリや丸写しはやめましょう)、資料は必要不可欠です。
具体的には、
一枚の資料を丸写しにしないで、
複数枚の参考の絵や写真のところどころを参考にするといいでしょう(そうすることで、丸パクリや丸写しの対策にもなる、他者とかぶりにくくなる)。
複数枚の絵の資料のところどころを取り入れてきて、
それに自分のオリジナリティを加えて、オリジナル絵にするといいでしょう。
わたしもそのようにしてます。
・公の場に公開しない模写やトレースならむしろすべき
一般の絵を描かない人やあまり絵を描かない人には、
絵の資料はずるいと思われてますが、
絵の上達には、絵の資料は不可欠です。
そして、
絵の資料が著作権フリーでなくても、
ネットやSNSの公の場に公開しないでの、個人の練習に、それら絵や写真の模写やトレースならありでしょう。
むしろ、
絵が上手くなるためには、それらのトレースや模写は積極的にするべきでしょう。
・いつもの練習にも絵の資料が不可欠
人によっては、
絵の資料をずるいと思われがちですが、
人に見せるための絵や仕事絵には資料がより不可欠ですが、
絵を上達するためには、いつもの練習にも絵の資料が必要です。
資料を用いた毎日の積み重ねが大切ですね。
特に、絵を描き始めの初心者には、絵の資料が適切な絵の技術を身につけて、絵が上手くなっていく上で必要です。
これには、絵の資料を参考にすることで、変な手癖がつかないようにするなどの理由があります。
絵を描くのことに慣れてくれば、ある程度は見ないでも絵は描けますが、
人に見せる絵や仕事絵には資料をきちんと、参考に絵を描くことが絶対に必要です。
・絵に正確性を要求される場合
絵の資料をずるいと思われてるようですが、
テクニカルドローイングなどには、資料は必要不可欠な存在です。
テクニカルドローイングとは、取り扱い説明書などに使用されるイラスト、絵、図などのことです。
なので、
人に見せる絵や仕事絵などでは、
その絵に正確性が要求されるので、資料を参考にする必要が絶対にあります。
なるべく、絵を描くときには、まめに、資料を作り参考にしておきましょう。
・絵に説得力を与えるため
あまり絵を描いたことのない人や絵の初心者だと、絵の資料がずるいと思われがちですが、
絵の資料を参考にしないと、
一生懸命に、絵を描いても、
自分の絵に説得力がなくなり、稚拙な絵や魅力的でない絵になり人の目にとまりにくくなるので、
絵の資料がずるいと思わずに、積極的に、絵の資料を参考にしましょう。
絵の資料を参考にしないと、絵の見栄えが良くなくなって、稚拙で魅力がない、または垢抜けない絵になります。
絵に限らずとも、地球上の全ての人工物には、そのものの発想のもとや起源があるのですね。
なので、
良い絵(絵の参考となる資料)はたくさん参考にするといいでしょう。
あくまで絵の参考ですので、丸写しやパクリはタブーです。
また、自分の絵に人を引きこむためには、ある程度、描き込むことが必要ですので、
その場合には、資料が必要不可欠になってきますし、
あんまり描きこまないのにも、資料は必要でしょう。
基本的に、地球上に完全にオリジナルのものはなかなかないので(特に、人工物には)、
一個人の力では何もないところから、生みだすのは結構難しいです。
・絵の資料はずるいの? ➂資料の活用法
・絵のイメージを資料から膨らませる
絵の資料はずるいのか?…
上記に、いろいろな絵の資料を参考すると良いと書きましたが、
そうすることで、参考にした絵の資料とかと簡単に、かぶりにくくなりますし、
いろいろな絵の資料を参考すると、
いろいろと絵のイメージを資料から膨らませられるので、絵の表現の幅が広がります。
なので、いろいろな絵の資料を参考にしましょう。
「絵の資料」については「こちら↓」
・絵の資料はずるいの? ④絵の資料を見なくても描くには?
絵の上達には、絵の資料が必要不可欠ですが、
絵の資料がずるいと思われてるので、
絵の資料を見なくても絵を描くには?
どうしたらいいのかに、答えていきたいと思います。
・絵を見ないで描く反復練習が必要
絵の資料を見ないでも描くのにも、やはり絵の資料を見て練習する必要があります。
資料を見つつ絵を描き、
そして、資料を見ないでも、何度何度も描くという交互の反復練習が必要不可欠です。
なので、絵の資料を見ないでも描くためにも、結局、絵の資料が必要になってきます。
絵の資料を見ないでも描くためには、結局、絵の資料が必要になってきますので、がっかりされたでしょうか。
絵の資料を見ないでも絵を描くためにも、結局は、絵の資料が必要だというのは、
絵には、それだけ資料が大事で必要不可欠な存在だからなのでしょう。
わたしもそう思いますし、
記事の冒頭で、
実は、以前、わたしも絵を描くのに、絵の資料を見て、絵を描くのがあんまり好きではなかったのですが、
そのお陰もあってか、絵の資料を見ないでも、一応、絵を描くことができます(描き慣れたものなど)、
と書いていますが、
その理由としては、
絵の資料を見て描くのがあまり好きでなかったので、絵の資料を見ないでも、絵を描いてたので、
その結果、ある程度なら絵の資料を見なくても、絵を描けるようになったのでしょう(おそらく)。
見ないでも絵を描くには、絵の資料を見ないで、絵を描く練習が必要です。
おそらく、意識せずにも、絵の資料を見て描くのと、絵の資料を見ないでの反復練習をしていたのでしょう。
もちろん、本格的に、絵を描く場合には、絵の資料を参考にして絵を描いていますよ。
今は、便利な時代になり、ネットやSNSなどで無制限に、絵の資料を集められますので、
絵の資料を参考にして絵の上達をしつつ、絵の資料を見ないでも、絵を描けるようにして見てくださいね。
「絵を見ないと描けない!」ことについては「こちら↓」
まとめ
いかかがだったでしょうか?
今回は「絵の資料はずるいの?」【絵に資料が必要な理由と活用法11個!】というテーマでお話しさせていただきました。
まとめると、
絵を描くのに、資料を使うのはずるくない
絵の上達には、資料は不可欠だから
絵の初心者にこそ資料が必要
・ほぼ完全にオリジナルのものはない
地球上のものは、なにかを参考にして作られてる
ほぼ地球上に完全なオリジナルのものはない結局なにかに由来してる
・絵の資料の参考『良い例』
著作権ありの資料でも、出処が明らかにならない丸写しでないオリジナルならいい
また、著作権フリーの資料を、
参考にして描いた絵(模写やトレース)をネット等に基本的にOK
著作権のある出処が明らかな資料の絵や写真の丸写しの公開は❌、公開しないのは⭕
・著作権フリーの絵や写真でも
ネット等の公の場に公開する場合、
一応、利用規約を読んで利用した方がいい(利用規約が個別に異なる可能性もあり)
参考にした資料の引用元を表示
・複数枚の参考の絵や写真のところどころを参考にする
・公の場に公開しない模写やトレースならむしろすべき
・いつもの練習にも絵の資料が不可欠
・絵に正確性を要求される場合
・絵に説得力を与えるため
・絵のイメージを資料から膨らませる
複数枚の資料を参考にすると、他の作品とかぶりにくくなりますし、
複数枚の資料を参考すると、いろいろと絵のイメージを資料から膨らませられ、絵の表現の幅が広がる
・絵を見ないで描く反復練習が必要
資料を見つつ絵を描き、
資料を見ないでも、何度何度も描くという反復練習が必要不可欠
という感じでしょうか。
今回は、ここまでとさせていただきます。
次回の記事でまたお会しましょう!
それでは、また!