
こんにちは、絵描きのpppaintです。
皆さんも、イラストを描いてると、SNSなどにイラストを投稿してると思いますが、
デジタルイラストだとSNSなどへの投稿はアナログのイラストなどに比べて楽です。
それで投稿の際に、自分の作品を無断使用などされないために、何か対策をしてますか?
これまで、そのような対策を取ってこなかったならば、これからはそのような対策をちょっとは考えてみてください。
無断使用されないための予防策ですね。
なので、今回は『デジタルイラストにサイン』を入れるべき?「その理由と方法を解説」ということでお話していきたいと思います。
それでは、一緒に見ていきましょう。
・デジタルイラストにサインを入れるべき? ①イラストのサイン入れの必要性
サインによっては、イラストの雰囲気や世界観を損ねる可能性がありますが、
・無断使用しにくくするため
イラストに無断使用しにくい対策を取ってれば、無断使用を警戒してる感をだせるので、
無断使用を警戒してることを相手に伝えられて、ある程度は無断使用を回避できます。
・新たに無断使用者を出さない
無断使用の対策を取ってれば、上記と同じ理由で、新たにイラストの無断使用者を出さない可能性があります。
・ブランディングになる
個性的なサインなら、毎回そのサインがイラストに入ってることで、アーティストの個性が出て、ブランディングになります。
例えば、わたしの場合なら
このような感じですね。
あまり個性的なサインではないかも知れませんが(もうちょっとサインのイラストを良くしたい)、
わたしの場合はこのようなイラストと一緒にサインを入れてますね。
・デジタルイラストにサインを入れるべき? ②イラストのサイン入れのメリット、デメリット
サイン入れしてないときに、比べて毎回イラストにサイン入れするのは結構面倒ですが、まあ慣れてはきます。
・イラストの雰囲気や世界観を損ねる
サイン入れすると、なにもサインしてないイラストよりも、イラストの本来の雰囲気や世界観を損ねる可能性もあります。
その場合はこんな感じでしょうか(ちょっと大袈裟かも知れませんが)?
モノクロの場合はこんな感じでしょうか?
カラーの場合はこんな感じでしょうか?
イラストに使われてる色と違い違和感がありますし、サインも大き過ぎます。わたしもちょっと大きめにサインを入れたことがありました(ちょっと反省)。
なので、そういう場合は、
そのイラストに主に使っている色を使用するのとサインを小さめにするといいでしょう。
こんな感じです。
また、そうすることで、イラストの雰囲気や世界観にマッチします。わたしたちは、絵描きなので、
サインにちょっとしたイラストを入れると、逆にイラストに雰囲気や世界観がでる場合もあります。
その絵描きのひとの独特の雰囲気や世界観のイラストになります。
サインがイラストの場合も同じように、イラストに近い色を使かうといいでしょう。
先程も述べましたが、こういう誰だか特定できる絵描きの独特のサインは、アーティスト(作家)自身のブランディングにもなります。
作家名だけでも、毎回イラストに入ってるれば、イラストを観てるひとが特に、アーティスト(作家名)を気にして見てなくても、
「ああ!このアーティストか!」とブランディングになりますが、イラストが入ってればより、個性的なブランディングになりますよね。
・デジタルイラストにサインを入れるべき? ③無断使用されたくないなら
イラストの無断使用が不安なら、
・サイン入れを習慣化する
イラストを無断使用されたくないなら、イラストにサイン入れする癖をつけるといいでしょう。
デジタルイラストに関係ある他の記事はこちら
・デジタルイラストにサインを入れるべき? ④サイン入れにひと工夫をする
・アカウント名やURLを入れる
普通のサインよりもイラストにSNSのアカウント名やホームページのURLを入れることで、よりイラストの無断使用の可能性が低くなるかも知れません。
例えば、イラストを無断使用しようとしてる相手に、通報の可能性を示唆できるからというのがあるかと思います。
アカウント名やURLがあれば、誰かがイラストの無断使用を見たときに、通報しやすくなります。
アカウント名やURLを入れたら、先程添付した画像のような感じです。
・トリミングしにくようにする
トリミングしようとしても、簡単に、切り落とせない位置にサインを入れるといいでしょう。例えば、首や肩あたりや髪などに入れるといいですよ。
こんな感じでしょうか(ちょっと真正面過ぎるかも知れませんが)。
・デジタルイラストにサインを入れるべき? ⑤サイン入れのタイミング
・あとからサインをつける
毎回サインのテキストを、イラストに入力しないですむよう、手間を省くために、
サインを透過して簡単に使い回せるようにするといいでしょう(透過とは背景を透明にすることで、カンヴァスの色を用紙の白から、透明にすること)。
透過の方法はのちほど後述します。
・あとからサインをつけるメリット、デメリット
・テキストを入力の手間が省ける
上記の方法は、毎回テキストを入力する手間が省けますが、
透過したサインを毎回イラストに入れるので、結局、その手間と画像を再保存する手間は掛かります。
・サインの入れ忘れの可能性
あとからだと、イラストにサインの入れ忘れの可能性があるかも知れませんが、サインを入れることを意識しないと、どちらでも忘れる可能性はあります。
自分にあったやり方を探してやってください。
・透過の方法(ibispaintの場合)
デフォルト(既定)では、カンヴァスが用紙の白になってます。
この用紙を白から透明にします。
最後に透過PNG保存を押します。
これで透過のサイン完成です。
背景を描いてないなら、用紙を透明にしなくて、透過PNG保存を押しても大丈夫です。
用紙を白にしてギャラリーに戻って透過PNG保存を押してもいいです。
・デジタルイラストにサインを入れるべき? ⑥サインだけではない対策法
・サイズは最小化してアップする
画像圧縮専門のアプリの良さそうなものを紹介します。Photo Puma(Android)というアプリとPhoto Compress (iOS)です。
・Photo Puma(Android) ←こちらをクリックでリンク先に飛べます。
・Photo Compress (iOS) ←こちらをクリックでリンク先に飛べます。
・スマホではCamScannerが一番画像容量を最小化
わたしが知ってるなかでは、スマホでは、CamScannerはカンヴァスサイズを変えずに、一番画像の容量を最小化できます。
例えば、
1080pixels×2150pixelsで、ファイルサイズ(画像容量)が200KBから、
↓
1080pixels×2150pixelsで、ファイルサイズ(画像容量)が50.94KBに、カンヴァスサイズを変えずに(画像をあまり劣化せずに、画像容量を圧縮できます。
Photo Puma(Android)でも、ファイルサイズを圧縮できますが、カンヴァスサイズが変わります。
Photo Pumaだと、30KBくらいにファイルサイズを圧縮すると、同時にカンヴァスサイズが数百KBまでに縮小されます。
CamScannerでは、30KBに縮小されても、カンヴァスサイズが変わりません。
Photo Pumaは、カンヴァスサイズを縮小に使用
CamScannerは、ファイルサイズ(画像容量)を縮小に使用
・デジタルイラストにサインを入れるべき? ⑦その他の注意点
・プロフィールにも注意書きをする
あらかじめ、プロフィールにも無断使用禁止の注意書きするといいでしょう。
その場合、英語でも注意書きをするといいでしょう。
シンプルで簡単な英語でもいいので、英語でも書きましょう(逆にシンプルで簡単な方がいいかも知れませんね)。
・英語でも書く
SNSなどは世界中の人が観てるので、英語が必要でしょう。以下は、その例文です。
例えば、
prohibit to repost my artwork
(私のアートワークを再投稿することを禁止します)
do not to repost my artwork
(私のアートワークを再投稿しないでください)
don't to repost my artwork
(私のアートワークを再投稿しないでください)
などです。
また、以下の文章は、without authorization(許可なく)を入れることで多少トーンダウンしてるかも知れませんね。
prohibit use my artwork without authorization (許可なく私のアートワークを使用することを禁止します)
do not use my artwork without authorization (私のアートワークを許可なく使用しないでください)
don't use my artwork without authorization
(私のアートワークを許可なく使用しないでください)
です。
・イラストに馴染み易い色
前述しましたが、なるべくイラストの雰囲気や世界観を壊さないために、サインの色はイラストに馴染み易い同系色を使うといいでしょう。
まとめ
いかかがだったでしょうか?
今回は『デジタルイラストにサイン』を入れるべき?「その理由と方法を解説」についてお話してきました。
まとめると
・無断使用しにくくするため
・新たに無断使用者を出さない
・ブランディングになる
・逆にイラストに雰囲気や世界観がでる場合も
イラストの無断使用が不安なら、
・サイン入れを習慣化する
・サイン入れにひと工夫をする
・トリミングしにくようにする
・あとからサインをつけるメリット、デメリット
・テキストを入力の手間が省ける
・サインの入れ忘れの可能性
サインだけではない対策法
・サイズは最小化してアップする
・スマホではCamScannerが一番画像容量を最小化
Photo Pumaは、カンヴァスサイズを縮小に使用
CamScannerは、ファイルサイズ(画像容量)を縮小に使用
その他の注意点
・プロフィールにも注意書きをする
・英語でも書く
・イラストに馴染み易い色
こんな感じです。
それでは、次の記事でまたお会しましょう!
さようなら!